スキューバダイビングをする方法
スキューバダイビングはライセンスが無くても潜れる『体験ダイビング』とライセンス所有者が楽しめる『ファンダイビング』。ガイドなしでバディと一緒にダイビングを楽しむ『セルフダイビング』と国内でスキューバダイビングをするにはおおまかに3種類あります。
体験ダイビングはインストラクターと一緒にスキューバダイビングします。体験ダイビングができるようになるためのレクチャー(呼吸の仕方、耳抜き、泳ぎ方など)器材操作などはインストラクターがやってくれるので、特に難しい技術などは必要ない為、まったくの初心者の方でも気軽に楽しめる完全サポート型ダイビングです。沖縄本島ではダイビングエリアが多く、浅い水深でも楽しめるサンゴが美しいポイントやカメやクマノミなどのポイントが多数あるために、体験ダイビングでも、かなり充実した経験になると思います。ボートに乗って体験ダイビングをするボート体験ダイビングと、陸上から歩いて海に入るビーチ体験ダイビングの2種類の方法があります。
ただし体験ダイビングでは、頭上の塞がれている洞窟に入れない!(青の洞窟は頭上が塞がれていないので可能)水深は12mまで!といった制限があるため、これからダイビングを続けて楽しもうと思うときにはダイビングライセンス取得(Cカード)がオススメです。
ダイビングライセンス(Cカード)取得をするとで、世界中のあらゆる海でダイビングすることが可能になります。※ダイビングライセンスの種類などについては、次回詳しくお話しします。
一般的にCカード取得者のことをダイバーやスクーバーダイバーと呼びます。このダイバー向け現地ガイド付きダイビングコースをファンダイビングと言います。国内や海外のあらゆるリゾートでファンダイビング向けのポイントが数多くあり、初心者向けや上級者向け、大型の生物(マンタやサメなど)や小型の珍しい生物に出会える場所、美しい白砂やサンゴなどが見られる場所などダイバーのレベルやCカードのランク、ダイビング経験、ダイバーの体力や趣味などにあわせて、ガイドインストラクターが泳ぐコースを決めて、海の魅力を紹介してくれるのがファンダイビングです。
海へ入る方法は、ビーチや岩場を歩いていくビーチエントリーか、ボートに乗って島や海岸沿いまで移動して潜るボートエントリーがあります。水深はポイントやレベルによってさまざまですが、DIVETIME(潜水時間)は30〜50分程が一般的です。近年はインターネットやSNS、雑誌などで、世界中のあらゆるダイビングポイントの情報を得ることができるので、ダイビング旅行の計画を立てやすくなったと思います。またダイビング器材を持っていなくても、器材をレンタルできるサービスや空港までの送迎サービスも可能な場合があります。
セルフダイビングは、現地ガイドやサービスをつけずに、自分たちでバディ(2人1組)になりスクーバーダイビングを楽しむ方法です。
国内でセルフダイビングを楽しむには、ほぼビーチエントリーの場所になるかと思います。伊豆や和歌山、沖縄本島はセルフダイビングができる場所も比較的多いかと思います。
最大の魅力は、ダイビングするタイミングや潜水時間、泳ぐコース、写真に収めたい珍しい生物などバディと計画して、自分たちのペースで楽しめることです。カメラ派、マクロ派(小さな生物)の方がよく、セルフダイビングを楽しんでいる傾向があります。
すべての準備を自分たちでやることや、海洋状況を調べなければいけないため、手間と時間が必要です。その他にも、インストラクターが同行しないため、ダイビングの安全管理や基本的なスキル、ポイントのコースや危険性を自分たちで理解していなければいけないこと、経験があるダイバーで、その地域を熟知していることも必ず必要です。
スクーバーダイビングは水中という特殊な環境で呼吸しながら無重力の世界を楽しむレジャーであることから、はじめて潜る方も安心して潜れるようなショップやガイドのサポートを受けること、ダイビングを続ける時には必ずダイビングライセンス(Cカード)を取得し、ダイバーがファンダイビングを安全に楽しむために現地の情報を良く調べて、所有するCカードのランクと経験で問題なくダイビングを楽しむことができるかを確認して、現地サービスを予約すること。セルフダイビングを楽しみたい方は、必ず信頼のおけるバディと一緒に、正しいスキルや安全管理を身につけてから、海洋状況を分析してダイビングできるかを判断することが、事故や怪我をなくダイビングを安心して楽しむ方法です。
コメント